こんにちは 訪問鍼灸マッサージアイリス治療院の近藤です。
訪問治療専門の私たちは高齢者の患者様が多く、高齢者であれば認知症の方の率も必然的上がります。
認知症には様々な症状がありますが、問題のひとつに意思の疎通をとることが困難、意欲がない、
攻撃的な言動をされるなどご家族や介護者、医療者に大変な負担がかかる場合もあります。
私たち鍼灸マッサージ師も施術を受け入れてもらえず頭を悩ますケースもあります。
先日もそういった患者様に直面して何かよい方法はないかと調べていますとたどり着いたのが
ユマニチュードというフランス人の開発された認知症の人をケアするための方法が最近注目されているそうです。
介護施設で対応に苦戦しているご利用者でも、開発者のイヴ シネスト氏にかかると
魔法にかかったように受け入れる姿勢がみられたり、意欲的になられたりする姿を映像でみて
衝撃を受け勉強したいと思いました。
もちろんこれは魔法ではなく技術であり、
「見る、話しかける、触れる、立つ」という4つの方法が柱になっているそうです。
情報技術は10年前20年前と比較しても飛躍的に進歩していて
最新の有益な情報の入手が驚くほど容易になっています。
しかし知るだけでなく実践できてはじめて情報は価値あるものになるのだと思います。
患者様そのご家族様に喜んでいただけるよう、これからもたくさん学び実践し向上していきたいです。