こんにちは！アイリス治療院の南谷です。

寒い日が続いておりますが皆様体調は大丈夫でしょうか？この時期は血流も悪くなりやすく古傷が痛んだり、ケガをしても治りづらい事か多いです。

そこで今回はケガ(主に擦り傷や切り傷)をしてしまった時の応急処置をお届けします！

転んで膝を擦りむいた、包丁で指を切ってしまった。そんな経験は皆様も一度はあると思います。その後の対処次第で早く治るか、キレイに治るかが決まります。

①止血

②消毒

③傷口の保護(滅菌ガーゼや絆創膏)

大まかに書くと以上の手順になります。(骨折や多量出血を伴わない軽度な傷と仮定しています)

ここで重要になるのが②の消毒です。

昔は消毒液を使う事が推奨されていましたが、現在は消毒液か水道水どちらでも構わないとの見解が多いです。むしろ、水道水の方が治りが早いという見方をされている医師もいます。

消毒液は周りの正常な細胞を傷つけてしまう恐れがあり、何より優先すべきは

「傷口から細菌やゴミを洗い出す事」です。

よほど深い傷でなければ水道水で十分なのです。

また、最近はキズパワー○ッドのような傷口を密閉し治癒を促進する物もあります。

が、これには注意が必要です！！！

先程述べたようにまずは傷口から細菌を洗い流す事が重要ですが、もし細菌が傷口にいる状態で密閉してしまうと、、、

その細菌は繁殖します！！

早く治す為の物が、結果として菌を繁殖させ化膿させやすくしてしまいます。

外で転んで出来た傷はしっかりと水や消毒液で洗い流し、滅菌ガーゼなどで保護し、毎日洗浄と保護を繰り返しましょう。もし、上記の物を使うなら数日後が好ましいと思います。

正しい知識で早く、キレイに治しましょう！

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