こんにちは。訪問鍼灸マッサージ アイリス治療院の小池です。
先日、母方の田舎である、山梨県の山奥まで行ってまいりました。
どのくらい山奥かと言うと、半径1km以内には3件ほどしか「ご近所」がいません。半径1.5㎞くらいになって初めて10件程度のご近所が現れます。
四方を山に囲まれた、リアル「まんが日本昔話」の世界です。
最近では、過疎日本一で名高いところです。
上流にダムが出来る前(40年以上前)は、現在の屋久島の河川のように水量豊かで、家くらいのでっかい岩がゴロゴロしている、強くてとても美しい川がありました。
残念ながら今は見る影もありませんが・・・。
幼少期はこの田舎に夏冬+αの年2~3回は遊びに行ってたので、今の自分の人格形成に多大な影響を及ぼしていると思われます。
母方の叔父二人と祖父は大工で、特に叔父二人は戦車のような体躯だったので、この二人が酔っ払って殴り合いのケンカを始めるとプロレスよりも迫力ありました。
酒席での乱闘はもうお盆と正月の風物詩だったので、小さかった従兄弟連中の良い娯楽といった趣がありました(笑)。
そんな強面の二人の叔父ですが、自分含む従兄弟(というか子供たち)からは絶大な人気を博しておりました。
強くて面白くて気っ風が良くて、何より子供に優しい。というか子供と全力で遊んでくれる叔父達でした。
かつて叔父達に遊んでもらった従兄弟や、その他、当時子供だった人たちが揃って口にする共通のワードは、
「プール」。
起重機のような二人が、川をせき止めてね、プール作っちゃうんです・・・。
起重機のような二人だけど当然起重機など使わず、巨大な岩と流木(直径40センチくらいの丸太)をぼんぼん川に投げ込んでせき止めて、ちっちゃい子供も安全に遊べるプールを、川に作っちゃう(笑)。
叔父二人:「ほーらプールできたぞー。遊べ遊べーい。」
そりゃもう子供たちはキャッキャウフフの大歓喜ですよ。
そんな叔父の一人は数年前に他界。
そして今回、伯父が亡くなり、納棺、通夜、葬式に参列するため、山梨を訪れたのでした。
大きくて強かった伯父が小さい骨壷に納まっていくのが、何だかとても不思議な感じでした。
とはいっても骨太なので焼き場の人、相当苦労して骨壷に納めてたなぁ(笑)。
四十九日の間、伯父はたぶん飄々と。
口笛でも吹きながら現世とあの世を散策して、浄土に旅立って行くんじゃないかな。
そんなことを思いながらお別れしました。
おもしろエピソードには事欠かない伯父ですが、それらは機会があればまた次回。
伯父さん、長い闘病お疲れさま。頑張ったね。
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