こんにちは 訪問鍼灸マッサージアイリス治療院の池田です。
高齢者人口が年々増えて、需要は拡大!と思いきや下記のようなニュースが先日の日経新聞で取り上げられました。
介護事業者の倒産件数が過去最大だというのです。なんで!という感じですが、人件費高等やノウハウ不足でということですが本当にそうなのでしょうか?
世の中にはいろいろな仕事がありますが、何のためにその仕事をしているのかを考えず働いている人も少なくないと思います。生活をするためとかいろいろありますが何か目標や理念を持って働けばお金だけじゃなく頑張れるんじゃないかなと思うことがあります。
働いている人は仕方ないですが、経営者がお金のためだけだとスタッフもついていきにくいですよね。きれいごとを言うつもりはないですがバランスが必要だなと思ったきじでした。
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介護事業者の経営破綻が急増している。東京商工リサーチによると今年1~6月の倒産件数は前年同期比約5割増で、年間では過去最多を更新する勢いだ。高齢化で介護需要は高まっているが、人手不足に伴う人件費上昇と建築費高騰が経営を圧迫している。4月から介護報酬が2.27%引き下げられた影響でさらに増える可能性もある。
1~6月の介護事業者の倒産(負債額1000万円以上)は41件で、前年同期を46%上回った。景気の回復を背景に全産業の倒産は10%減っており、介護分野の増加傾向が鮮明になっている。負債総額1億円未満が全体の8割以上を占めており、資金力に乏しい中小事業者が目立つ。介護保険法が施行された2000年以降、年間倒産が54件と最も多かった13、14年を上回る勢いだ。
異業種から介護事業に参入したが、ノウハウ不足に人件費高騰などが重なり破綻した例も多い。建設会社のコバヤシ・ファシリティーズ(横浜市)は10年ほど前に介護施設の建設、運営を始めたが、4月に横浜地裁から破産手続きの開始決定を受けた。地権者から建設を受注し、完成後に借り上げて施設を運営していたが、受注から着工までに時間がかかり、その間に人件費や資材が高騰して経営が圧迫された。
デイサービスのレジアス(札幌市)は14年7月の設立だが、利用者の低迷に人件費増が重なり、2月に札幌地裁から破産開始決定を受けた。
介護事業者の経営破綻後、施設を引き継ぐ業者が現れず、入居者に影響が及ぶこともある。6月に経営破綻したヴィータ(前橋市)の場合、運営する介護サービス付きマンションの入居者が退去を求められたという。
————————————————————————————–(日経新聞より引用)