こんにちは。訪問鍼灸マッサージ、アイリス治療院の小池です。
患者さんと体のお話をする時、イメージしやすいように、体をクルマに例えることがあります。
例えば、常にアクセル全開で走って、常にフルブレーキングで止まり、常にタイヤが滑る限界ギリギリのスピードでコーナーを曲がるようなF1マシンと。
週末だけちょっと家族でお出掛けする程度の、ファミリーカーのようなクルマと。
タイヤが4つとエンジンとブレーキが付いてる同じクルマでも、それぞれのクルマではタイヤやブレーキやミッション、エンジンにかかる負担が全然ちがいますよね。
以前診させていただいてた患者さんの中にはプロアスリートの方もいました。クルマで言えばそれこそF1みたいなものです。
やっぱり一般の方とは体の使い方が全然違っていて、普段の運動量はもちろん、食事の質や量など、いろいろな面において半端ではありません。
そんなF1マシンのようなアスリートの体は、やっぱりレスポンスが異常に良くて、こちらが入力する情報を正確に捉えて即座に体に起こった変化を読み取ります。反応速度と感度に感動します(笑)。
でも鍛えているとは言え、その高性能を限界ギリギリまで発揮する仕事なので、消耗も激しく、怪我をおして競技に出なければいけない場面もあるしで、やはり我々のような“ファミリーカー”と同じメンテナンスの頻度では体がもちません。治療回数は多かったです。
では我々一般人(ファミリーカー)の場合はどうなのか。
F1のようなシビアさは求められませんが、まったく逆に、使わな過ぎて起こる体のトラブルというものが多いです。
クルマでも、長期間放置すればバッテリーが弱ってエンジがかかりにくくなるし、シールは劣化してオイルは漏れるし、そもそもオイル自体も劣化するし、放置する時間が長ければ長いほど、正しく作動させるまでの時間と手間が長くなっていきます。
体もまったく同じことが言えます。
まず大前提として、体は、使っていなければ正しく機能しなくなります。
バイクだって一ヶ月エンジンをかけずに放置すると始動が危ぶまれます。
体も同じ。
私たち治療家は、放置車両の如く動きにくくなったお体を徐々に整えてゆく整備士のようなものです。
整えるところまでは出来ます。整備士(鍼灸師)ですから。
そこから先は、低速でも距離は短くても「ちょっとのドライブ」はちょくちょくやってほしいなと。思うのです、整備士(鍼灸師)としては。
ちょくちょく動かしてあげた方が、始動性が良く、痛みも少なく動けるようになるのです。
そう。運動です。
運動というと身構えてしまいますが、歩くだけでも良いのです。
全然動いていなかった人は、治療後は普段の2割増しくらい、多めに体を動かして欲しい。
これは施術によって変化した体の状態を、動かすことによって脳に変化を認識してもらう、体にインプットしてもらうためです。
これだけで、その後の経過が変わります。施術の効果が長続きするようになります。
クルマ好きの方にはハマる説明なのですが。
…女性には受けが良くない説明かも知れませんね(笑)。
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