熱中症とは、暑い環境や体温が下がりにくい環境で起こる、体の異常のことをいいます。かつては、夏の暑さや炎天下で具合が悪くなったり倒れたりする状態のことで以前は重症度に応じて熱疲労、熱けいれん、熱射病などと呼ばれておりましたが2017年現在では「熱中症」と一括りにして呼ばれるようになりました。
症状としてめまいや立ちくらみ、顔のほてり
筋肉痛や筋肉のけいれん、足がつる
倦怠感けんたいかんや吐き気、頭痛(体がぐったりし、力が入りにくい状態)
汗のかき方がおかしい(何度拭いても汗が出る、もしくはまったく汗が出ない状態)
治療法としては
水分補給(ゆっくりとこまめに水分を摂取してもらいます。自力での飲水が難しい場合は、水分を点滴で補充します。)
冷却(ぬるま湯を皮膚に吹きかけて扇風機で送風するといった方法。)
今年の夏はまた一段と気温の上昇が予想されますので可能な限り予防を行い暑い夏を乗り越えましょう。