こんにちは 訪問リハビリ鍼灸マッサージ アイリス治療院の山口です。
以前、あるケアマネ様と名刺交換させて頂いた際、名刺に[介護]を[快護]と書いてありました。
私は、それを拝見して「なるほど、良い言葉だなぁ」と思いました。
私にとって昔の祖父は滅多に笑わない怖い存在でした。 しかし、祖父が認知症になり、排泄解除や身の回りの世話をするようになってから、祖父との距離が近くなった気がします。
祖父は時々「お姉ちゃんにこんなことまでさせて申し訳ない。我ながら情けない」と言うことがあります。 そんな時は「私が赤ちゃんの時は、爺ちゃんが世話してくれたんやから、お互い様やん」と返します。 そしたら、祖父は笑って「ありがとう」と言ってくれます。
朝、爺ちゃんがご機嫌斜めで、なかなか起きるのを嫌がる時も、こちらが笑って介助している時は、爺ちゃんも渋々ですが頑張って体を起こしてくれます。
正直、介護は大変です。
毎日こんな笑って介護出来る訳ではありません。 本気でケンカになりそうな日もあります。
けど、介護『する側』が【快く介護】出来れば、『される側』の気持ちも【快く過ごせる】ので、それによって『する側』も楽になり【快く介護】できます。
少しでも多く[快護]の出来る関係でいたいなと思いました。