訪問鍼灸マッサージ アイリス治療院・相談員の山口です。

私には来月93歳になる祖父がいます。

馬と阪神タイガースが好きで、タイガースキャップは祖父のトレードマーク。

そんな祖父、昨年から発熱をしては、入院→老健→また発熱で入院→老健の繰り返しで、なかなか自宅に戻ってこれません。

ただ、入院しても食欲があるので医師に「高齢なので重篤になる可能性もあるので覚悟しといて下さい」と言われても復活して、老健までは戻って来れてます。

先日、老健の院長先生にこんな言葉を母が言われました。

「これまで何度も復活されてきましたが、その度に体力が落ちてるのは確かです。長く診させて頂いてますが、後一年くらいと思って下さい」と言われました。

いわゆる【余命宣告】です。

この院長先生、今は老健にご在籍ですが、約40年近く祖父がお世話になってる馴染みのベテラン先生で、祖父のこれまでの既往歴を分かって下さってるので、その先生の言葉は恐らく間違いないでしょう。

【余命宣告】って聞くと暗いイメージが多いですが、私達家族は先生の言葉が「後一年、お爺さんの為に出来ることしてあげて下さい」とおっしゃってる気がして、前向きに捉えることが出来ました。

あくまで「目安」の一年です。

そろそろ暖かくなってくる頃ですし、今年は祖父の好きな馬や、タイガースの試合を体調の許す限り見せに連れて行ってあげようと思ってます。

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