新元号で滑舌のトレーニング

こんにちは、治療スタッフの山田です。4月に入ってもまだまだ寒い日が続いていますね。桜と雪が一緒に舞っているニュースや楽天ー日ハムの開幕戦でも雪で中断なんてこともありました。
私たちは外回りの仕事なので、季節の変化にはとても敏感になっています。私は兵庫県の川西市を中心に往診をしているのですが、この地は源氏ととてもゆかりのある地なのです。なので、4月14（日）には源氏祭りが催され、鎧甲冑を身を包んだ源氏ゆかりの武将たちの行列が見られます。その出着点である多田神社では準備が始まっていました。
毎年楽しみです！

さて、4/1にはついに新元号「令和」が発表されました。私はこの古風な感じがとても好きなのですが、この「れいわ」という発音が非常に発音しにくのです。皆さんも同じように感じないでしょうか、それには理由があるのです。

上の図のように様々な原因でラ行が発音しにくくなっていますが、逆にしっかりと発音できるようになれば舌を上手に使えるようになります。つまり、『嚥下』（物を飲み込む動作）が上達するということです。
高齢者の方には嚥下能力の低下により誤嚥性肺炎を起こし、そのまま亡くなる方もいらっしゃいます。誤嚥性肺炎を防ぐために皆さんも「令和（れいわ）」を何度も発音し、舌の筋力、舌の動きを改善させましょう！