参鶏湯（サムゲタン）で風邪退治

今年はインフルエンザ患者数が過去20年で最多となり、重症化するケースも多くあったそうです。風邪を引かれた方も周りに多く見られ、私の妻も1月の上旬から体調を崩し、発熱が治まった後も2週間程咳と体の倦怠感が続いていました。そんな時、我が家ではこの料理を食べ、滋養強壮に努めています。

皆さんもご存じかと思いますが、韓国の代表的なスープ料理のひとつ「参鶏湯（サムゲタン）」です。若鶏のおなかに高麗人参やもち米、なつめ、にんにくなどをつめこみ、じっくりと煮込んで作られます。栄養価の高い健康食として古くから韓国で親しまれてきたスープです。
参鶏湯（サムゲタン）に含まれる食材の効能を少しご紹介
↓
（1）鶏肉
・体力の低下
・食欲不振

（2）高麗人参
・身体衰弱
・食欲不振

（3）ナツメ
・疲労
・食欲不振

（4）もち米
・疲労
・自汗
・体力回復

（5）ニンニク
・食欲不振
・体力回復
・抗菌

ご覧の通り、どの食材にも滋養強壮の効能が含まれています。風邪の諸症状がなかなすっきりしない原因の一つに、食欲不振により満足な食事ができず、病気に対する免疫力が上がって来ないことが挙げられます。それを解決するのに参鶏湯（サムゲタン）は打って付けです。まず、韓国料理と言えば、「辛い！！」と思われる方もいらっしゃると思いますが、唐辛子は使っていませんのでご安心下さい。そして、見た目は鳥がまるまる一匹入っているので、胸やけしそうな見た目ですが、とてもまろやかでやさしい味で、体力、食欲が低下している時に食べやすい味になっています。私の中では、「とても栄養価の高いお粥」という認識です。発熱が治まった後も、なかなか体がすっきりしない方は一度お試し下さい。
※ちなみに我が家では、10分程で調理可能な便利な参鶏湯(サムゲタン)パックを使用しています。