ショウガより温まるお話

アイリス訪問スタッフの山田です。
今年もあと2ケ月を切り、
年内中に5㌔のダイエットも段々と難しくな
ってきました・・
さて、季節もだんだんと移ろい、寒くなってきましたので、皆さんにほっこりするお話をお届けします。
それは、私が訪問している患者様である
Yさんのお話です。
以前に私が「妻が貧血を患っているので、鉄分
を補給しようとレバーを食べているのですが
、妻はレバーの臭みが苦手でとても辛そうに食べているんですよ。」とYさんにお話ししたことがあります。
それから数日たったある日、Yさんの施術が終わり帰ろうとした時に、
「はい、先生。これ奥さんに」
とタッパを渡してくれました。
開けてみると鳥のレバーが入っていました。

「ひとつ味見をしてご覧。」
とYさんが仰るので、その場で一つ頂いてみると
「美味しい・・しかも臭みが殆どない・・」と思わず言葉がでました。
なんと料理が得意なYさんは以前、私が話した妻の貧血とレバーが苦手だということを覚えて頂いており、なんとか美味しく食べれないかと考えておられたそうです。
そこで、肝を下処理する時に牛乳に丸1日漬け臭みを抜き、さらにショウガと一緒に炊くこと臭みを一層消す大変手間のかかる調理をして頂きました。
帰り際にYさんから
「奥さんを大切にしていつまでも二人元気でいれるようにせないかんよ。」
と声を掛けて頂き、逆に私が癒されて帰ることになりました。
人に優しくされると自分も周りの人に優しくしなければと自然と思えるようになります。Yさんは「優しさのインフルエンサー」だなと、家に帰り妻とレバーを食べながら思いました。