写真は患者さま宅へ向かう道端で観られる、川沿い土手に広がる草花です。黄色い絨毯を土手いっぱいに広げたように観えまして、普段は独歩不自由で外出し難い花木好きな患者さまが見惚れるだろうと思い、つい立ち止まってしまいました。
こんにちは、今回のブログは池田事務所所属の宇茂佐がお送り致します。
年齢:50代
所属:池田事務所
入社歴:3年目(中途採用)
役職:なし
鍼灸師歴:20年
私たちが担っている訪問鍼灸業は足腰の不自由な、または外出困難な症状を患っておられる方々、主に高齢者宅へ赴く事が多くあります。訪問鍼灸サービスを開始した患者さまは当初は辛い疼痛でもあり、お気持ちも痛みにばかり集中しておられる事もありますが、徐々に緩和傾向に向かいますと余裕が観られるようになります。
その際に、ふと戦中の青春期の頃や忙しく働いておられた時の事、子育てに追われた時の事、家族や友人との事など、有りと有らゆるありありとした想い出をお話になられる事があります。
タイトルの「苔のむすまで♪」は国歌の一部でありますが、私たちが治療させて頂く多くは70歳代から90歳代方々のこれまでの人生への向き合い方を、自分でも大仰にも思えますが日本人として引継いでいる最中なんだろうなと、治療をしながら50歳代になりふと感じ入る時があります。
これからも連綿と続いていく日本社会の想いを、受けて継いでいく一翼を一緒に担っていきませんか?
少し怖いくらいの力加減になりましたが、後のブログ担当者が緩衝担ってくれると思います。